staff interview

異なったセクションで働くスタッフの業務内容や体験談をお届けします。
それぞれのセクション毎の役割があり、求められるスキルも異なりますが、「伝える」という目的は同じ。
いろいろな働き方から「やりがい」の違いが見えてきます。
企画制作部 岩﨑 苑

自分でデザインしたものを
街中で目にすることが
何より嬉しいんです。

企画制作部所属・デザイナー
岩﨑 苑(2014年入社)

私の仕事は、デザインを通じて
クライアントの要望を“カタチ”にすること。

企画制作部に所属するスタッフの肩書きは全員が「デザイナー」で、その仕事はデザインを通してクライアントからの要望をカタチにしていくことです。
CMや紙媒体、イベント事業など、内容によって制作物は様々ですが、主にイラストレーターとフォトショップを使って、レイアウト・デザインを行います。
制作から納品までのスケジュール管理も任せてもらえるので、責任もありますが、デザイン以外の過程も知ることができ、大変勉強になります。
また、パソコンの前に座っての制作だけではなく、営業担当者と一緒に打ち合わせに立ち会い、コンセプトやターゲットなどを絞り込み、一から企画内容を考えてデザインをすることもあります。「こんなものが作りたい」という漠然としたイメージを、いかに相手の意図を読み取り、具体化していくかということがポイントになります。デザインソフトを使っての技術力や個々の美的センスはもちろんですが、最近ではコミュニケーション能力の重要性をひしひしと感じています。打ち合わせの段階で、相手からより多くの情報を引き出すことで、納得の得られる制作物を作り上げる近道にもなります。

 

先輩のアシスタントとして参加していた仕事で
認められ、担当に抜擢されたんです!

季節のイベント毎に声をかけていただいている「イオンモール高知」さんの仕事には大きな思い入れがあります。入社1年目から先輩のアシスタントとして、ポスターやイベント当日の看板関係のデザインをお手伝いさせてもらっていました。
館内で大幅なテナントの入れ替えがあった際、クローズ店舗の壁面を利用して制作した、ホワイトデー用大型看板のデザインを気に入っていただいたことがきっかけで、デザイナーの指名をいただくようになりました。
担当が先輩から私に変わり、徐々に大きな仕事も任せてもらえるようになってきた頃、ハロウィン企画の一つ「8ページリーフレットの制作」のお話をいただきました。それまで単独で制作を行って来た私が、初めて外部スタッフを交えて制作した大きな仕事でした。コンセプトは「10代~20代の若者向けの雑誌」。表紙には高校生モデルを起用し、仮装をした女子たちの着回し、ハロウィン当日のメイク術などを盛り込んだ楽しい読み物。目指すは有名ファッション誌!1日がかりの撮影も、カメラマンやライター、さらにはイオンご担当者様と相談しながら作り上げていくことで、納得のいく作品に仕上がったと思います。
実際にデザインをしていく上で、ページレイアウトや必要情報にも気を付け、外部スタッフに協力してもらう際には、どこにどういったものを入れるか、全体の雰囲気などを明確に伝えなければいけないということもこの仕事でわかった大きな成果でした。自分に余裕がなかった分、周りの人々に気が回らず、迷惑もかけてしまいましたが、館内には大きくハロウィンの告知をしていただき、クライアントからの喜びの声も聞くことができました。

 

クライアントの要望に、私なりのエッセンスを
加えられることがこの仕事の面白さ。

何と言っても、自分が制作したものが世に出て、実際に街中でそれらを目にすると嬉しいです。完成したものが、自分の納得のいくものであれば感動はひとしおです。
完成までに時間がかかり、何度も営業やクライアントと打ち合わせを重ね、修正を繰り返すと帰りが遅くなることもあり、正直しんどい時もありますが、その分内容の濃い、詰まったものが出来上がっていきます。クライアントからの要望だけではなく、私の提案を受け入れてもらえた時やお客様に喜んでいただいたという声を聞くと仕事にやりがいを感じます。
また、それぞれの企業の色を出しつつ、自分なりのエッセンスを加えることで、かっこよくも可愛くも、どんな風にでも表現することができるというのが、この仕事の面白さだと思います。

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